失恋向上委員会

七夕伝説に学ぶ純愛(?)

気付けば2024年の半分が過ぎて、商店街には笹の葉に色とりどりの願い事が風に揺れる季節になった。 「七夕」と聞くと、五節句であることが思い浮かぶのと同時、あるいはそれよりも先に"織姫"と"彦星"の切ない恋物語が思い出される。
エッセイ

ポジティブファンデーションに飽きてきた

ネガティブな思考を続けていると現実との摩擦に自分が追い付かなくなってしまう。 世間という大海を泳ぐために、自ずとポジティブ変換を覚える人間の姿は、 まさに生きるために姿形を変えたり、特殊能力を身に着ける生命の神秘のようにも見えるし たくましく世の中を生き抜く生命力の象徴にも思える。
エッセイ

色にはパワーがある

色にはパワーがあるから、カラフルな色を着たい、とほほ笑むご婦人の、 白地に濃い緑の葉柄が際立つワンピースが目に焼き付いた。 決して暗く地味な色が印象を悪くするわけではないけれど、 その日の気分で"目に痛くない色"というものがあったりするものだ。
エッセイ

夏が過ぎ 風あざみ

気付けば6月半ば。 恐ろしいことに気付いてしまった。 今年はあまりセミの鳴き声を聞かなかったのだ。
エッセイ

つがいの蝶が一匹死んでいた

前日の雨によりってできた水たまりの周りを、一匹の蝶がふよふよと飛んでいた。 黒淵の中に鮮やかな青が光るアゲハ蝶。 よく見ると、飛び回る蝶の先にもう一匹いることに気が付いた。 その一匹は飛ぶことも動くこともせず、ただじっと動かずそこにいた。 ああ、死んでいるな、とすぐにわかった。
エッセイ

雲の上はいつも晴れ

飛行機に乗ると富士山が美しく見れるかどうか、ついつい窓を覗いて確認してしまう。 今回は離陸後しばらくは遠方に富士らしき山がくっきり見えたけれど、 曇り空のせいなのか、思い描いた美しい富士山を拝むことはできなかった。
エッセイ

メガサイズのカフェラテを飲み干した後に

コンビニでカフェラテを注文しようとしたところ、"メガサイズ"という文字が目に入った。このメガサイズ、カップのサイズはとても大きいのだけれど氷が多く実際のコーヒーの量はだいぶ物足りないらしい。悩んでいる私に対して、店員さんが丁寧にサイズの内...
エッセイ

気付けばもう6月だと思うと

2024年がはじまり、早くも6ヶ月が過ぎた模様。 毎年、6月に入るとその体感の速さに失望する気がする。 世界の時空が歪んで、東京にサマータイムが発生するなんて事態に陥っても体感で察知できるのかもしれない。
エッセイ

一流の”おひとり様”、その背中を追いかけたい

一人暮らしが長くなれば、自然と一人でご飯することにも慣れてくる。はじめの頃は注文にも緊張していた小心者な私でも、現在ではその堂々たる風格たるや、立派に"おひとり様"を全うしていると思う。今日も当たり前のようにおひとり様時間を満喫し、空腹を...
エッセイ

季節の変わり目は体調に注意!

風邪を引いたような気がする。 朝から喉が痛いような気がしていたけれど、身体に倦怠感を感じはじめたので これは不吉な空気を感じる。
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