失恋を超えて

エッセイ

世間は至るところで桜が見られる季節になりました。
あっという間に、失恋から1か月が経とうとしています。時の流れは早いですね…。

失恋を完全に昇華するには時間がかかると思いますが、1か月の間に、確実にゆっくりと、彼の影が遠くなっているような気がします。
でも、思い出すことはまだまだ多いですね。
春生まれの人でしたので、思い出してしまう背景には、季節や環境的な要因も含まれているのかもしれません。とほほ。

無意識に傷つくことを拒絶しているのか、思い出そうとすればするほどに記憶がぼんやりする時があります。
あんなにリアルだった想い出が遠のいていく感覚に、辛さが和らぐ安心感を感じると同時に、なんとも言えない切なさがこみ上げる今日この頃。
辛い想い出でも、自分の糧として生きていける人は、それだけで強いのかもしれません。

失恋を超えて、この1か月で実践したこと。
最後の会話から過去のエピソードを辿り、相手の気持ちはどんなものだったのか、
そして自分自身の反省点について考え抜きました。
毎日泣きながら、あえて想い出と格闘する様は、あえて自分で傷口に塩を塗って泣きわめくという、我ながらドMの所業だったと思います(笑)

彼の想いは、彼にしかわからない部分もあります。結局独りよがりなのかもしれません。
ただ、自分の性格上、後を引くことが目に見えていたので、
今回の失恋の落としどころを探し、何を今後へ生かしていくのか明確にしておきたかったのです。

自分を痛めつけた末、今後の柱は下記に決定しました!

自分軸を持つこと
・1分1秒、瞬間の精度を上げること


自分軸については、自我の強い自分は既に持ち合わせていると思っていたもの。
でもいざとなると相手を意識ししすぎてしまい、結果として自分の考えすら見えなくなる瞬間があるのです。
あ、自分まだまだできてないのか~と、新たな発見でした。現実って厳しいな~(´;ω;`)
しかし、結果的に自分の立ち位置が明確になってしまったので仕方がない。
自分のペースで成長していくしかないのではないのでしょう。

瞬間の精度を上げることは自分軸につながるのですが、
瞬間ごとに自分の中で行われる選択を丁寧に見つめて、自分との対話を積み上げていきたいという想いがあります。

なんだか振り出しに戻ったような感じ。人生七転び八起きとはよく言ったものです。
スローペースでも着実に、毎日を歩いていきたいと思います。

目標に対して具体的に何を実行していくかは、日々のブログで綴っていければ。
1年後の私が日々の積み重ねをどのような心情で読むのか、今から楽しみです。


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