茗荷のカップリングは…

エッセイ


旬を先取り(?)して茗荷をいただいちゃいました。

カフェで注文したパスタに茗荷と高菜が入っていたのですが、まぁ~~これが美味しいこと。

私の中で、茗荷のカップリングはもっぱら生姜と決まっていたのですが、
旬の季節を横に置いてそれを超えてくる組み合わせと出会えるとは!

一瞬、高菜と茗荷はいかがなものか悩みましたが、思い切って頼んでみてよかった…!

茗荷と高菜、そしてたらこ

茗荷は独特な風味があるし、高菜も味が強いし、このコンビは味が喧嘩するのではないかと思っていたたけど、実際食べてみたら全然問題なし!むしろ足したら2が無限大になったような感覚。
言われてみればって感じだけど、高菜は辛味と塩気が強くて味が濃い感じだけど、茗荷は風味が強くて独特だけども、味そのものはさっぱりシンプルなんですよね!
それぞれが素材を生かし合っていて、こりゃあ合います。運命の出会いでした。

もしかしたら炙りたらこも、追い打ちをかけて良い結果を招いていたかもしれません。
ちなみにこの”炙りたらこ”ってのがまた、いいよね。
クリームではなく、半生のたからこがそのまま絡まっている状態。
半生のたらこって和風の味付けに合うのよね。お茶漬けにしても美味しい。
たらこクリームも美味しいけど、茗荷と高菜という和を感じさせる素材に合わせるなら生のたらこだな。

本当に美味しいマリアージュです。
組み合わせを考えてくれた人にノーベル平和賞を贈呈したい。
私の心に平和の鐘が鳴りました。

茗荷×生姜は?

私の中で茗荷のお相手として王者に君臨していた生姜ですが、今回残念ながらぼっしゅ~とです。
(タララ~♪ シュルル…)

大好きな組み合わせですし、夏になったら絶対浮気に走る組み合わせなんだけど、しばらくは高菜さんに寄り添っていただきたい気分。

生姜と茗荷は相乗効果を生む感じなんですよ。
なんかバンドのボーカルとギターが付き合って、音楽に箔がついたよね、みたいな感覚。
対して高菜と生姜は補い合って世界を2倍に広げてる感じ。
理系とボーカルが付き合ったもんで、それぞれ得意分野も住む世界も違うんだけど、理系がボーカルのために事務所立ち上げてプロモーションしてデビューまで支えたぜ、みたいな。

じゃあ今日はどっちの曲聞く?ってだけの話なんですけどね。
どちらも美味しいんですけどね。

今は高菜の気分です。これもブームの問題ですね(笑)

茗荷のポテンシャルの高さに今後も期待大。
薬味の宝石箱を求めて(笑)食べ合わせを発掘してみたいと思います。



コメント

タイトルとURLをコピーしました