2、3か月に一度、母の実家である九州に帰省している。
複数存在する航空会社のうち、今回の会社を利用するのは初めてのことだ。
普段利用している航空会社は値段が手頃な分座席が手狭だったり、搭乗口までの距離が遠く移動が大変だったりしたのだけれど、今回は多少値段が上がった分、デメリットも解消されているようだった。
飛行機に乗ると富士山が美しく見れるかどうか、ついつい窓を覗いて確認してしまう。
今回は離陸後しばらくは遠方に富士らしき山がくっきり見えたけれど、
曇り空のせいなのか、思い描いた美しい富士山を拝むことはできなかった。
▼アンニュイ空模様の富士さん
普段は上昇してからも小さくなった建物や山が続いて、地理の形を追うことでなんとなく場所を把握できる。
しかし、今回ばかりは飛行機が横ばいに進むことはなく上昇を続けて、
気付けば辺り一面は雲に包まれたて、それはそれは真っ青な空が広がっていた。
▼アンニュイからうって変わって元気はつらつな空(⌒∇⌒)
どんよりした曇り空が一変、雲の上は眩しいくらいの晴天だなんて、
劇的なドラマを見た後のような心地よい感覚。
ふわふわ雲の上を漂うような景色に、快適な空の旅を実感したような気がする。
雲の上はいつも晴れ
到着後の空は曇っていたけれど、雨は降っていなかった。
ことわざの説得力を持ち帰り、暗い空の下で歩みを進める私。
この先の道は晴れている。そんな気がする。
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