私とサイゼリヤ
私とサイゼリヤの歴史を話すと、長くはないが熱くなる。
思えば学生時代から、友人達と語らう場は決まってサイゼだった。
極貧だった学生時代に、ミラノ風ドリア(当時299円)&ペペロンチーノ(当時299円)のコンビネーションで身も財布も育てていただいた御恩は海よりも深く山よりも高い。
この御恩は死ぬまで忘れることができないだろう。
そんな私は、現役のサイゼリヤヘビーユーザーである。
気を抜くと週に2~3回は通ってしまう。そして毎度間違い探しに挑んでは惨敗する。
見事にサイゼリヤマジックにハマっている、いっぱしの日本経済の歯車なのだ。
生活の中で利用頻度が増えれば自然とその楽しみ方にも創意工夫が見られるようになり、
気付けば新商品の食べ比べだけでなく、付け合わせにも意識が向くようになってきた。
サイゼリヤで優雅なひとときを過ごしたい!
恋人や家族との休日に気楽に利用しつつも、ワンランク上の雰囲気を味わってみたい!
そんなサイゼリヤ愛好家におすすめの食べ合わせを紹介したいと思う。
おすすめコース:若鳥のディアボラ風&ペペロンチーノ
本日のコースを紹介しよう。
前菜:子エビのカクテル
メイン:若鳥のディアボラ風 ペペロンチーノ添え
デザート:チョコレートケーキ
▼組み合わせ次第で高級レストラン顔負け(!?)のコース料理に。(※食べかけ写真失礼します)
肉料理にはライスorパンが添え物として選ばれることが多いが、
ぜひ一度”ペペロンチーノ”(パスタ)という選択肢を与えてみていただきたい。
どちらも味の主張がしっかりしているため、最初は抵抗感を感じる方も多いのかもしれない。
バランス良く定食を食べたい方はライスかパンを選んだ方が無難だろう。
ただ、お酒を飲みながら優雅なディナーを堪能したい時に、このコンビネーションは最高なのである。
不思議なコンビネーションとの出会い
若鳥のディアボラ風&ペペロンチーノのコンビは、見知らぬ女性が教えてくれたコースである。
あの日も休日にサイゼリヤに入店した。
いつものミラノ風ドリアorパスタのメインに、副菜を添えるというお決まりのメニューで
特に変わり種は注文していないと思う。
1人でゆっくり本でも読もうとしていたところ、隣りに座っていたご婦人が目に入った。
お洒落なご婦人が、グラスワインを片手に、若鳥のディアボラ風を食べていたのだ。
ワインと並ぶチキンに、優雅でお洒落なご婦人が本を読んでいる。
それだけで若鳥のチキンは高級レストランのメインディッシュに感じられた。
そこへウェイトレスがやってきて、ペペロンチーノを置いたのだ。
てっきり付け合わせのライスかパンか並ぶと思いこんでいた私には衝撃だった。
まさか、パスタを付け合わせるという選択肢があったとは!
なんなら、このお洒落な空間にペペロンチーノは恐ろしく馴染んでいた。
最初から主役は自分であったかとでも言うように。
デートやお酒を飲みたいときにおすすめ!
若鳥のディアボラ風を注文する際に、付け合わせがペペロンチーノなるメリットは2つある。
1つ目は、お酒のおつまみに最適であるということ。
2つ目は、お洒落な空間を演出してくれるということ。
例えば、デートでサイゼリヤを利用した。
気楽なデートを楽しみつつも、少し優雅な雰囲気を醸し出したい時にメニューを工夫する遊び心があっても良いだろう。
ひとりで優雅な時間を満喫したい時、お酒を飲みたいし、ある程度空腹を満たしたいという時にも合うメニューだ。
サイゼリヤの壁に並ぶ絵画が、ファミリーレストランという枠を超えたワンランク上の世界に連れて行ってくれるだろう。
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